この土壁の造り方は、一般的におこなわれている一例です。 各地域ごとに材料や施工方法がありますので、ご相談ください。
竹や藁などで土をつける下地になる格子を編みます。 これを「小舞(こまい)」と言い、小舞を編むことを「小舞を掻(か)く」と言います。
小舞の実績写真
小舞を挟むように片側づつ壁土を塗っていきます。
土と藁スサを混ぜた「荒壁土」と言い、完成した壁を「荒壁」と言います。
荒壁の実績写真
次に、荒壁土より、目の細かい土と砂、藁で作られた「中塗り土」を荒壁の上に塗っていきます。 そして十分に乾燥させます。
最後に、中塗りの上に漆喰などで仕上げをします。 室内の仕上げには漆喰(しっくい)がおすすめです。 色のバリエーションも豊富にあり、家の雰囲気等に合わせて仕上げることができます。 左官さんのタッチの具合でいろんな模様が表現できるもの土壁の魅力です。
仕上げの実績写真 漆喰(しっくい)の実績写真